3 想定通りだった部分と課題

 しばらくリーグを周回していると、有利なデッキと不利なデッキがはっきりしてきた。有利なデッキについては言及しない。まー1t月で成仏するデッキと、あまり干渉する気のないデッキには有利だった。 

 一方、不利なデッキ。

 まずドレッジのような墓地コンボ。燃焼がきっつい。リビエン系列も3ターン目にブッパされると間に合わない。虚空の力線は必須だった。

 バーンにはメインクロックであるラブルマスターも月メイガスも落とされる。マルドゥパイロマンサーも同様。ストームにはほぼ等速~向こうの方が早く、月が刺さらない。つまりチャリスも必須だった。

 エルドラージトロンは四肢切断が曲者だった。親和にはラブルの矛先が通らず、向こうの方が早い。とりあえずファクト破壊も必須だった。
 

 霊気の薬瓶? 強すぎだろあのカード。
 裏目の無いカードとして削剥は必要だった。

……弱点だらけ? それは仕方ない。
 そもそもこのデッキは、相手と戦う枠の21枚を全力でバックアップするデッキなのだから。その部分が苦手な相手に勝つのは難しい。少なくとも、メインは。

そしてこっそりと1ターン目に出しても殴れずタフネス5を超えられない槌のコスが星になった。


OUT
別館の大長 4
槌のコス 2
IN
チャリス 1
血染めの月 2
クロック 3

(このころには妨害枠8枚にこだわる必要はないと思っていたので、7枚にして1枚クロックを足そうと思っていた)

 さて、クロックの選定だ。さすがにラブルとチャンドラだけではつらい。

 まず、別館の大長が抜けたことで、ハゾレトの採用が可能になった。
 手札が腐って動かないときはあるものの、槌のコスと違いタフネス5を越えられるうえ、稲妻で落ちないのだから文句を言ってはいけないし、実際強かった。

 それでも2枚が限界だろう。伝説のパーマネントが多く、2枚目のハゾレトが腐るリスクは無視できない。

 さて、残り1枚のクロック。4マナならば、求めるのは稲妻で落ちず、タフネス5を越えられることか、なんかすごいことができること。3マナなら条件のどれかをクリアすること。

 結局、このときの答えも私はツイッター上で受け取ることになった。

 それは私に対して向けられた呟きではなかった。本人はEDH用に呟いたらしいのだけれども、私はそのカードを一目見た瞬間に分かった。

「クラガンウィックの死体焼却者」


4マナ、パワー5、タフネス4。
場に出たとき、手札をランダムに捨てて、捨てたカードがクリーチャーである場合、そのパワーに等しい点数のダメージを対象のプレイヤーに与える。

稲妻で落ちず、タフネス5を越えられて、なんかすごいことができる。
 手札でいっつも腐っている絡み森の大長を投げたら6点だ。4マナパワー5にゴミ捨てついでに6点のおまけ? 最強か?
 

 こうしてルナティック・チャンセラーのメインボードはほぼ完成した。3ガバ目投稿後のことだった。


デッキ ルナティック・チャンセラー(予算の上限無しver)

山 10
ラムナプの廃墟 4
真火 1
宝石の洞窟 4
絡み森の大長 4
猿人の指導霊 4
発熱の儀式 4
捨て身の儀式 4
血清の粉末 4
月の大魔術師 4
血染めの月 2
虚空の杯 1
ゴブリンの熟練扇動者 4
風雲船長 ラネリー 3
反逆の先導者、チャンドラ 4
クラガンウィックの死体焼却者 1
熱烈の神ハゾレト 2



 
 


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